「JOY OF SAKE」という、欧米か! というイベントへ、酒が縁で知り合った方の紹介で、ボランティアとして参加した。やはり、世界へお酒を広めるための必要な第一歩ではないかと思ったわけででございます。
海外の人、多いのかな〜と想像していて、「ヘイ! その皿の料理を大盛りにしてくれYO!」とか言われたらどうしよう。「怒られちゃうんでダメです!」って英語でなんて言うんだろうって、「No! The shopmaster got angry with me」か? 「あはは! そんなに食べたら太っちゃうよ」「hahaha!! You will be fat」か? いや、それって出会ったばかりの人に対して失礼か…とか、壮大な脳内妄想劇を繰り広げていた。
で、結局のところ、飲食店さんのブースで裏方作業をしているうちに、あっという間にイベントが終わってしまって、欧米の風は特に感じなかった。
ちなみに「JOY OF SAKE」とは、ハワイで発足した逆輸入的な日本酒イベント。名だたるレストランや飲食店が出店していて、料理がすごく充実しているのが特徴だ。
今回、「スパイスバル コザブロ」さんのブースをお手伝いした。砂肝をオイルにつけたものとか、おおまさりという落花生、ソフトシェルシュリンプなどをだした。それぞれ小皿に盛り付けたり、けっこう手間ひまがかかって大忙しだったのだ。
コザブロさんには、偶然にも1か月くらい前にカレーを食べに伺っていた。これもまた、なにかのご縁なのかな。
カレーにポルチーニ! pic.twitter.com/QZTOaDbAoy
— 橋村 望 (@KIKIZAKEJP) 2018年10月6日
もともとは日本酒出してなかったそうだけど、「丹沢山」の蔵元がお客さんとして来店したことがきっかけで、巡り巡って日本酒を出すことになったらしい。そんな話を手伝いしながら伺った。あと、お客さんからの熱い要望もあったらしい。日本酒好き、あっちこっちにいるんだなー。
イベント中、お客さんに「この料理に合う日本酒はー?」と聞かれたりもした。見かけなかったけど、山廃とか純米酒のコーナーもあったようなので、そっち側のお酒が合うのでは? と言ってみた。
でも、本当は純米酒だって実際は飲んでみないと分からない。道を聞かれて「あっち!」って言ったくらい雑な答えだったかも。せめて出品している銘柄をもう少しおさえておくべきだったか。アルコール度数高いお酒というアドバイスも有効だったかもしれない。
JOY OF SAKEで出品されている酒は500種類くらい。けっこう大吟醸とか吟醸系が多かった印象。欧米人はそっちの方が好きなのだろうか。たまたま目に入らなかっただけだろうか。
こういうボランティアって初めてだったかも。コザブロさんのブース、みんないい人ばっかりで忙しいながらも楽しかった。ただ次の日、高校の頃にバーベルをもちあげて痛めた腰がまた痛くなった。足腰弱わりを実感した40代の秋…いや冬。
酒量:ビール1杯、日本酒少し