のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

アルコールの話

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めでたい酒で気分をあげよう。

2001年から2016年までの『M1-グランプリ』が、Netflixで配信されているのを発見。ちょいちょい見ているうちに、「笑い飯」が1000万円を獲得した2009年まできた。ついに優勝決まったとき、一緒に泣いた。9年間決勝にでつづけて優勝。9年て。腐らずによくがんばった。やり続ければいつかどうにかなるかもしれないという、素晴らしい例だった。西田さんは『もやしもん』の印象の方が強いけどやっぱおもろいなーとか言いながら、時空を越えてお笑いを楽しんだ。イッキ見すると、経緯がわかっておもしろい。

 

仕事で、とある先生のお話を聞きにいったときのこと。オフィスでの人間関係とかコミュニケーションとか、そういうやつ。で、ちょっと関係ないところに話題へそれて、アルコールの話になった。

「コミュニケーションで、一番失敗が多いのは、アルコールが入ったとき」と先生。9割はそうだと言う。

酔っ払ったときの低次元な口げんかとか、SNSへの意味不明な投稿とか、深夜にLINEを送りつけるとか…身に覚えがありすぎる。でも、アルコールって円滑なコミュニケーションのために役立ってきたんじゃなかったっけ。

ほかにも「アルコールでコミュニケーションをとった気になってるけど、上司は自分が楽しいだけで、部下の話なんか一切聞いてない」とか「シラフのコミュニケーション力を磨かないといけない」とか。なんか分からんけど、耳が痛かった。話を聞いたつもりでも、覚えてないことって最近多すぎるし、シラフのコミュニケーション力ってなんだそれ。ま、部下とかいないけど。要するに、仕事において、お酒をコミュニケーションの道具にするなってことだった。

 

しかし、飽きっぽい自分が7年間も同じ事務所で働いてたのは、しょっちゅう社長に飲みに連れてってもらってたからだと思うんだ。今でも新潟の酒が好きなのは、確実に新潟出身の社長の影響だし。もし今の時代だったら、社長はハラスメントにおびえ飲みに誘わなかっただろうし、酒も飲まなかっただろうし、こんなに仲良くなっていなかった気がするし、日本酒もこんなに好きじゃなかったかもしれない。会社の人や取引先と飲みに行くとか、ぜんぜん仕事と思ったことなかったし、むしろ楽しみだったんだけどな。あ、でも相手は、面倒くさいなぁと思っていたのだろうか…。だったらごめんなさい。今あやまろう。

 

時代は変わったんだな。って思ったけど、人によるってことでいいか。いいことにしよう。まあいいや、私も人にアルコールハラスメントしないように気をつけよう。俺の酒が飲めねーのか、とか言いません。あと、酔っ払っても人の話はちゃんと聞こう。そして覚えていよう。いろんな失敗については、許して許される文化がなくならないことを願うしかない。

つまり、あれだ、許して!

 

酒量:日本酒 1.5合くらい