のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

友人と新宿のヴェネツィア料理のお店で

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新宿で立ち飲みできるお店はたくさんありますが、「IL Bacaro(イル・バーカロ)」はとてもおすすめです。↓ 昔昔に書いた記事を発見…。楽しい取材でした。

livejapan.com

ヴェネツィア流のイタリアンを謳っているお店で、魚介系の前菜が多いかも。水の都、ヴェネツィアならではでしょうか。とはいえ、肉料理もいろいろあります。ピザはないけどパスタはあります。

予約をすると座ってゆっくり飲めます。
久々に会った友人とご飯を食べながら楽しい時間が過ごせました。

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一杯目、チナールというヴェネツィア風のスプリッツをいただきました

プリッツって、なんでしょうか。イタリアンな言い方なんでしょうか。スピリッツとは違うんですかね……とスプリッツとスピリッツの違いについて調べていたら、「スピリッツとスプリッツァの違い」についての記事がでてきて、ゲシュタルトが崩壊しそうなので、これくらいで。

--追記

shop.plaza.rakuten.co.jp

検索したところ、こちらの記事で、スプリッツについて知見が得られました。必読です。

つまり、もともとがスプリッツァと呼ばれるもので、オーストリアザルツブルグで生まれた白ワインの炭酸割り。その頃、オーストリア支配下にあったヴェネト州で、アルコール度数の高いワインを薄めて飲むために、このスプリッツァが広まったそうです。

そこから、さまざまなご当地スプリッツァがでてきて、ヴェネツィアヴェネト州)では、赤いリキュール(アペロールやカンパリ)を入れるスタイル=スプリッツ、がうまれたのだそうです。ちなみに、食前酒を表すアペリティフは、アペロールが由来。アペロールは、リュバブ、キナ、ゲンチアナといった薬用植物なんかを蒸留酒につけた、赤オレンジ色のリキュールです。

今回飲んだのは、チナールというアンティチョークのリキュールでつくったスプリッツ。柑橘っぽい軽快な苦味があって、スッキリ飲めました。健康に良さそうな味というと美味しくなさそうですが、ほんのり甘くて美味しいです。
アンティチョークが、赤いことに驚きましたが、キク科チョウセンアザミ属なんだそうです。なるほど、アザミだったら赤、紫、ピンクっぽいイメージわきます。

なんといっても白ワインに赤いリキュールを入れるところがオシャレです。
これはぜひ、日本酒でもやってみたい。バランスをとるのが難しい気もするけどこういう飲み方は楽しそう。あと、リキュールは、健胃作用のある薬用植物使っているものが多いので、なにより心が救われそうです。
ガツンとした原酒にリキュール+ソーダ割り。うーん。すでにそういうレシピ、ありそう。でも、家でやってみようと思います。

料理は、前菜盛り合わせとか、ミートコロッケとか、魚介のフリッツとかいろいろいただきました。美味しかったです。自慢みたいですみません。

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魚介のフリットイカやエビ、ホタテなどがカリッと揚がっていました

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グリンピースのリゾット。豆好きにはたまらない一品です。

なにが楽しかったかと言うと、やはり女子トークですね。おっとりしている友人が、めっちゃ早口になる瞬間が好きで、話の内容よりも熱量に圧倒されました。いや、ちゃんと話も聞いていましたよ。いいなぁ。たくさん書きたくなる気持ちと一緒ですね。愛です。

 

酒量:チナール:1杯、ワイン:500ml、ビール:グラス1杯、ハイボール:1杯