のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

神のお告げが分からない

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奈良美智っぽいぞ。あ?

年明けから、同じ人に同じ話を3回してしまって落ち込んでいる。記憶力には自信があったのに。「よっぽど、印象に残ったんだね」って、気まで遣わせてしまった。つらい。アルコールで脳が萎縮しているのかもしれない。

 

先週末はまだ新年気分だったので、近くの神社に初詣にいっておみくじを引いた。

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旧字体すぎてなんて書いてあるか分からなかった。

かろうじて、吉であるらしいことは読み取れた。大吉よりも凶よりも吉。昨日よりも明日よりも吉。おおむね、良いことが書いてあるように感じられたので、うれしい。

一緒にいた夫も、もちろんおみくじを引くだろうと思っていたら、引かない、と言う。え、正月におみくじ引かなという選択肢があるの? と思って理由を問うと、大吉がでても凶がでても、日々やることは変わらないから、という答えだった。

なんだそれ。神の御神託に一喜一憂してこその正月だろうと、説得したけど、「失せ物が出るって言われても出るときは出るし、出ないときは出ないし」とか言う。リアリスト過ぎる。

なんだか納得いかなくて、谷中で行った日本酒バーの店主にも聞いてみた。そしたら、その方もおみくじを引かないと言う。なんで? と聞くと「凶がでたらヘコむから」という答えだった。まぁ、なんか分かるけども。

ちなみに美容院でシャンプーしてくれた子は、違う神社で2回おみくじを引いたら、最初が大吉で、次が凶だったらしく、私は何を信じればいいのでしょうか、そもそも同じ年に2回も引いてしまってよかったのでしょうかと悩んでいた。22歳。若いっていいなー。

おみくじに対する姿勢は、人それぞれ。大吉がでたら「超ハッピー」、凶がでたら「もうこれ以上悪いことはない。登っていくだけ」とも言える。なにが出ようが、強靭な精神力で跳ね返せないこともない。

それでもどうしても、引いてしまうのはなんでだろう。神からのお告げが欲しいのか、木に短冊を括りつけたいだけなのか。

前の会社の先輩は、毎年、大吉が出るまでおみくじを引き続けるのだとか。今年は2回目で大吉が出たから、ラッキーなのだそうだ。なるほど。そういう楽しみ方もある。

 

谷中をぶらぶらしていたら、気になる古本屋があったので、般若心経の解説本を買ってみた。

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「鮫の歯」というネーミングがやたらと気になった。

神のお告げを知りたければそういう方法もあるのかも。まだ1ページも開いていないけど。そのうち読む。

 

酒量:ビール1本、日本酒少々