のんべえ手帖

お酒にまつわるいろいろ

冷凍解凍サカエマスその後

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清水屋酒造、杜氏の渋谷さん。

なにっっっっひとつ進んでいない。やること多すぎ沼にいる。けど、いにしえ酒店のイベントへ行ってきた。現実逃避とはこのことよ!

 

今回は、群馬の清水屋酒造さんのSAKAEMASUを米違い、醸造年違い、生・火入れ違い、劣化判定したもの…などなど、さまざま飲み比べる会だった。

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ちなみに、清水屋さんの蔵は昨年11月に行ってきた。コンパクトでキレイな蔵だった。今年は40石だそう。なんか希少価値が高まる。

 

hashi-d.hatenablog.jp

 

レマコム急速冷凍で2日間凍らせてしまった生酒を解凍した、冷凍解凍サカエマスも飲み比べようと思って持参した。なんだか冷凍解凍マグロみたいだ。

 

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杜氏の渋谷さんに飲んでもらったら、「香りは少し飛んでるけど、味はそのまま。問題なし」とお墨付きをいただいた。いにしえ店長にいたっては「前のより味が広がってるように思う」と、なんなら美味しくなっているぞ、というコメントだった。残念ながら、生酒どうしの飲み比べはできなかったけど、まあいいさ。

 

ということで、これから先、冷凍解凍日本酒がブームになる予感しかない。

「あ〜、あれ、一回凍らせとくと美味くなるよね〜!」みたいな世界がこの先の日本業界にやってくるんだ。きっと。たぶん。いつか。

 

すっかり気を良くしたので、完全に現実逃避に入った。そのせいか、まともな写真がほとんどない。まあいいさ。

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温度が不安定ないにしえ酒店冷蔵庫にぎっしり並んだサカエマス。

復活した年の2010年から2018年まで(製造していない2017年を除く)のお酒をそれぞれ比べながらいただいた。

 

群馬産と新潟産の五百万石の米違いでは、酸の種類が違う、というおもしろい発見があった。群馬の五百万石は、リンゴ酸が多く、新潟の五百万石は、乳酸が多いそうな。精米歩合(55%)も酵母(9号)も全部同じなのに。ちなみに、新潟産の米の方が心白発現率が高かったとか。

 

続いて2011年、2012年、2013年の飲み比べでは、2013年だけ他にはない甘さを感じた。2013年に、いったいなにが起きたのか。 NHK朝の連ドラで「あまちゃん」がやってた頃だ。そして、杜氏さんがなんて答えたのか、まったく思い出せない。自分の海馬が憎い。

 

2011年ものは、50も55もバターっぽいようなクリーミーな味に変化していた。サカエマスは5度での保存がいいようだ。今年の火入れ買って7年くらい置いておこうかな〜と思っていたけど、買うのを忘れて帰ってきてしまった。自分の前頭葉が憎い。

しかし、7年置いたからといって、同じように熟成されると限らないところもおもしろい。

 

SAKAEMASUは、酸度2.0〜2.4くらいと酸が高い。次の日の朝、白ワイン飲みすぎたときみたいに口の中が、酸っぱくなっていた。しかし、よくよく考えたら、イベント後、イタリアン酒場で白ワインを飲んだからそのせいだな。思い出したけど、その後、家でビールも開けてた。総じて完全に飲み過ぎだ。でも楽しかったから、まあいいさ。

 

酒量:0