ここんとこ飲みすぎたので、1週間の断酒生活に入る。と決めたその日に、すしざんまいでビールを飲んでしまった。意思が弱い。
で、春だし、衣替えだし、Netflixで、こんまりさんの『KonMari〜人生がときめく片付けの魔法〜』を見てしまったしで、スパーク・ジョイ祭りがはじまった。洋服をぜんぶ出したり、靴だなをひっくり返したりして、ときめきくモノときめかないモノに振り分ける。あ、スパーク・ジョイとは、ときめきの英訳だそうです。
今回は、10年以上前くらいに集めていたカエルのぬいぐるみを断捨離しようと思い立ち、ビニール袋にいれた。ビニール越しに見つめるカエルたち。どうしよう、かわいいじゃないか。かすかなときめき…ときめきはあるんだ。やっぱり無理だ。いや、今や未来の自分にとって、本当に必要なのか。でも、ときめくけど。でも、置くとこないし、ほこりかぶってたし。そもそも、ときめきじゃなくて感傷ではないか。せめて神社で供養しようか。
もうひとつ、悩み抜いたのは人生史上一番痩せていたときに購入したジーンズ。洋服にお金をかけない自分が、人生史上一番高いジーンズを買ってしまって、どうしても捨てられない。形やデザインは最高に気に入っていたんだよ。でも履けない。あと10キロくらい痩せたら履けるんじゃないか。そう考えて、20年近くずっとタンスに寝ていたんだった。20年近く、ぜんぜん痩せてないじゃないか！ もう、さよならだ！ そもそも、これはときめきではなく、過去の自分への執着ではないか？
というようなせめぎあいを何度かやって疲れた。
モノを捨てるって大変だ。買うときにもっと慎重になった方がいい。そんで、それがコンマリさんメソッドの核でもある。モノを捨てることのツラさを味わい、あるモノを大切にしようと思う気持ち。まずは、自分が選んで買ったモノに向き合う。てか、なんでこんなん買ってんだよー！ 過去の私。ゴルフウェアとか。何度も行ってないのに。もっとときめくやつ買えよ。
最近、よくやるのが電子書籍を衝動買いして読まないこと。実体がないから、買ったことをすぐ忘れてしまう。実体のある本も買ったことに満足して、読まないで積んでることが多いけど。これから、本との決別も待っているのか。考えたくないな。
いま、家中がカオス。思い立ったが吉日とは言うけど、ご利用は計画的にだ。とりあえず、明日の自分にまかせよう。あ、酒は断捨離しない。寝かせるほどに美味しくなる（ものもある）し。では、寝ます。
酒量：瓶ビール半分
