テレ東のWBSでは、サンマが話題になっていたけど、もう夏は終わったのだろうか。
夏休み前、いろいろ締め切りに間に合わないというひどい事態になった。これが心を亡くすってやつか、を久々に経験。ほうぼうに、特に身内に迷惑かけたかも。申し訳ない次第です。
でも、実家の秋田に帰省すると決めてた日には、だいたいのことが落ち着いた。迷惑かけたり力不足を再認識したりショックな出来事があったり、にがい日々だったけど、得たものもあったと思う。思いたい。
そんで夏休みがやってきて、食べて、飲んで、眠って、映画を見まくって体重が1.2キロ増えて、あっという間に終わった。
秋田から戻ってきてすぐに、2日続けて四ツ谷で飲んだ。どちらも日本酒飲み放題のお店(それは「夜の四ツ谷編」で)。秋田から四ツ谷へ。秋田といっても都市部ではなく、見渡すかぎりの田んぼ地帯からの大人の歓楽街四ツ谷へ。
と、それはおいといて。珍しくお昼に四ツ谷へ行く機会があって。昼の四ツ谷は、南北線の乗り換えで通り過ぎるだけの町なんだけど、ふと改めて、四ツ谷っていいな〜と思った。で、なんでいいな〜と思ったのか、ちょっと考えてみようと思って歩いてみた。
お昼ごはんを食べたり「しんみち通り」を歩いたりしてみた。
といってもすぐ道に迷うので、市ヶ谷に向かって緑の多い方へ歩いてみた。
よく考えたら、もう四ツ谷じゃないのか。道じたいが公園になっている。外濠公園というそうだ。歩いていたら、視界全部が緑になった。鬱蒼とした木に囲まれて、すれ違ったのは2人だけ。人の数よりセミの数の方が多かった。セミの死骸にアリがたかってるのも見た。生きるってこういうことか。
もし、今、セミが大群で襲ってきたら、自分なんてひとたまりもないと思ったら怖くなった。小さい頃見た映画を思い出した。アリや蜘蛛がまとまって襲ってくるようなやつ。自然怖い。お化け屋敷より怖い。涼しさを感じたい方は、ぜひ外濠公園へ。でも、なんかいいんだよなぁ。
けっきょく昼の四ツ谷に感じた魅力は、駅周辺の緑と建物のバランスと、都心の中にあるにもかかわらず、野趣あふれる雰囲気だったってことかな。パワースポットだったりするのかな。高低差のある地形なのかも。うまく言葉にできてないけど、そんな感じ。
ついでに、けたたましく鳴くセミの声を聞いて、いっそう夏の終わりを感じた。あーしかし歩いた。
ちなみに秋田の大仙市民が感じる夏の終わりは、なんといっても大曲の花火! 花火が終わるイコール秋の到来なのだ。毎年第3だったか第4土曜日なんだけど、今年は最終土曜になったらしい。今年はいくぞ!
夜、オブジェのように10年来(もっとかな?)置いてた「大曲の花火 梅酒」を出来心で空けてみた。澱がすごかった。
酒量:梅酒少々・日本酒半合