2日目。晴れ属性人が多かったようで、最高のお天気。
壱岐探索の前に、マップで地理を確認してみる。
壱岐には大きくわけて4つの地域がある。壱岐北部にあるのが勝本町。初日にフェリーが着いた港があるのが東側の芦辺町。宿があるのは南東にあるの石田町。南西にあるのが、郷ノ浦町。だいたいこんな感じ。
Googleマップに3日間で行った場所をマークしてみた。けっこうまわったなー。 あ、しかし、わたし以外は見られない設定だった。すんません。
壱岐は、南北17km・東西14km。たとえば、南端にある石田町の宿(網元)付近から、勝本町の北端にあるイルカパークまで行っても30分ほどと言ってたから、すごくコンパクト。
2日目は、午後15時からメインである重家酒造だけど、その前に、壱岐のモンサンミッシェル小島神社と、勝本朝市、辰ノ島遊覧、イルカパークとものすごいスケジュールが詰まっていた。忙しいぜ。
壱岐のモンサンミッシェル、小島神社へ。 pic.twitter.com/O1O20hpFBO
— 橋村 望 (@KIKIZAKEJP) October 5, 2019
期待以上の感動ロケーションだった。
道は引き潮のあいだ、1〜2時間しか現れないので、寝坊できなかった。
島へ上陸したら裏手へまわり、少し登ると神社がある。といっても御神体は、島そのものだそう。
小島神社は静かにしみじみと良かった。パワー充電。あとは、重家酒造まで時間つぶす感じかな〜なんて、偉そうに思ってたけど、辰ノ島がより一層やばかった。
スーパーヤマグチでお昼ご飯を買って、辰ノ島で食べることに。2000円払って辰ノ島で上陸コースにした。ふつーにただまっすぐ島まで行くのかな?と思ったら、あちこち見どころポイントをまわって説明つきで案内してくれた。
「スロー」ってあちこちに書いていたので、なんなのか運転手さんに聞いてみた。港内はゆっくり走らないと波立ってしまって船が安定しないから危ないそうだ。つまり、ゆっくり走れってことらしい。てか、「ゆっくり!」とかでいいのでは?
「海、めっちゃきれい!」と興奮してたら、壱岐人が「今日のは本調子じゃない」と不満そうだった。これ以上に透明度が高いらしい。
海で辰ノ島のまわりを遊覧。オオカミ岩とか蛇ケ谷を下からみるポイントだったり、説明を聞きながら進む。遊覧って言っても、ふわふわしたもんじゃない。入り組んだ内海は静かだけど、外海にでると玄界灘の大波がざっぱんざっぱんやってくる。
「リアルスプラッシュマウンテンじゃー!!!」と大騒ぎ。船ごと波乗りしてる感じといったら伝わるだろうか。いつ振り落とされてもおかしくないくらいの小さな船なんだけど、不思議と怖くなかった。船長さんに聞いたら「今まで落ちた人はひとりもいない」そうだ。闇に葬られていなければね。
おにぎり食べたり、勝本町の朝市付近の果物やさんで買った果物食べたりして、休憩。その後、恐怖の蛇ケ谷へ。
すごく見晴らしはいいのだけど、高所恐怖症のゆえ怖くて断崖絶壁に近づけなかった。「火サス!火サス!」とただ叫んでた。打ちつける波の激しい音も余計にこわかった。
「手すりとかついてないのが、すごいよね」と友人。船にしろ、蛇ケ谷の絶壁にしろ、自分の身は自分で守れというスタイル。柵ができて、写真スポットとか書かれていたら、たしかに萎える。手つかずの状態が一番怖くて、一番ワクワクさせてくれるわけだ。
うーん。あんなに怖かったのに、写真って伝わらないから難しい。誰が一番断崖絶壁の端っこにいけるか、チキンレースみたいで楽しかった。
壱岐に行くって人がいたら、ぜったい辰ノ島はおすすめしたい。
メインの重家酒造は、また別記事で…。
★追記
この日の網元の夕ごはんがすごかった。クエがでた。福岡の友だちが、テンションあがりすぎて、ずっと「クエックエックエッ」と、チョコボールの歌を歌っていたのが耳に残っている。ほんと壱岐に行く機会があれば、おすすめしたい!
酒量(この日):ビール1杯、日本酒2〜3合、缶ビール1杯