青木酒造さんの蔵見学に伺うために、東所沢駅に9時に集合。酒の相棒ねぇさんのお誘いで、お兄さんの車で新潟まで連れていっていただいた!ありがたやありがたや…。
関越自動車道をまっすぐ進んで、谷川岳PAで休憩。雪解け水が約6年を経て浸透した湧き水をペットボトルに補給したりして。
長い長いトンネルを越えると…
カラッと晴れた、お天気の国だった。暑かった。雪はどこや〜。
新潟の塩沢あたりに着いたのが、12時少し前くらい。お昼ごはんは、青木酒造の蔵人さんおすすめの「こしじ」へ。なにを食べても美味しい、と評判の中華屋さんだそうだ。
12時半くらいからどんどん客がふえ、混んできたので早めに退散。いざ、蔵へ。
蔵だと思ったら、新しくできた雪室だった。あと倉庫かな?
武家屋敷っぽい立派な蔵だ。神秘的でかっこいいけど、お日様デフォルメしたみたいでかわいい九曜紋。
酒造場は、さまざまなパイプが散見され、萌ポイントが多い!
甑の下に、蛇管があり、その熱で蒸すと聞いた。バーナーじゃないのか。
麹室の台自体が測りになっていて、米の水分量を測ることができる。ハイテク!
天幕式とハクヨー式の2種類で、麹の温度を自動で調整するそうだ。酒質で使い分けているわけではなく、どちらか空いてる方を使う。
自動ではたらく機器のおかげで、泊まり込み作業がなくなったそうだ。杜氏さんは寝泊まりしているけど、蔵人は通い。ザ・働き方改革!
Yabutaで絞った後、濾過機で濾過。出品酒用の小さな槽もあった。
新潟といえば、なんといっても炭濾過。無濾過と書かれた商品以外は、ぜんぶ炭濾過しているそうだ。炭といってもいろいろあるけど、味ではなく、不快な香りをとる炭を使っているとか。
商品によって使う炭の量が違うそうだ。ひとしきり炭の話で盛りあがる。「炭見てよろこぶ人、はじめて!」と蔵人さんに褒められた。
通常、火入れは2回。瓶詰め前の火入れ(2回目)は、どでかいパストライザーで。
この装置をムービーで撮影しながら一周したら、2分くらいかかった。いや〜この設備投資はすごいなあ! 9人で3500石つくれるわけだ。
ちなみに、出品酒はチタン製の容れ物で火入れするそうだ。
入社7年目麹室を担当しているという蔵人、戸田さんに、丁寧な説明とともに蔵を案内していただけた。ありがとうございました!
売店でもお酒は売っているけど、もっと鶴齢の種類が多い酒屋さんもあるよ、と地酒店「金沢屋」を紹介してもらった。お店を訪問したら、鶴齢の山廃やら、大吟醸の生原酒やら、特別純米の無濾過、BY違いとか、米違いとか、いろいろすごかった。そりゃあ、買っちゃうよね。
酒量:日本酒1合