のんべえ手帖

お酒にまつわるいろいろ

「鶴齢」を造る新潟の青木酒造さんへ

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新潟塩沢にある青木酒造。享保2年創業。300年の風格!

青木酒造さんの蔵見学に伺うために、東所沢駅に9時に集合。酒の相棒ねぇさんのお誘いで、お兄さんの車で新潟まで連れていっていただいた!ありがたやありがたや…。

 

関越自動車道をまっすぐ進んで、谷川岳PAで休憩。雪解け水が約6年を経て浸透した湧き水をペットボトルに補給したりして。

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年間通じて10度と低め。頭がしゃきっとする。

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山に霧がかかって、仙人の気分。

長い長いトンネルを越えると…

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カラッと晴れた、お天気の国だった。暑かった。雪はどこや〜。

 

新潟の塩沢あたりに着いたのが、12時少し前くらい。お昼ごはんは、青木酒造の蔵人さんおすすめの「こしじ」へ。なにを食べても美味しい、と評判の中華屋さんだそうだ。

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12時前だと、並ばずに入れた!

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白味噌ラーメンめっちゃ美味しかった!

 

12時半くらいからどんどん客がふえ、混んできたので早めに退散。いざ、蔵へ。

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雪室があった。

蔵だと思ったら、新しくできた雪室だった。あと倉庫かな?

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雪室は3年前くらいにできたとか。

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冷蔵庫より温度が安定するらしい。

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山をバックに雪男トラック。

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雪室から3分ほど歩いたところに酒蔵があった。


武家屋敷っぽい立派な蔵だ。神秘的でかっこいいけど、お日様デフォルメしたみたいでかわいい九曜紋。

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入り口では、通常ラインナップや雪男グッズなどの直売も。

 

酒造場は、さまざまなパイプが散見され、萌ポイントが多い!

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水温13度の井戸水を約80mの深さから汲み上げて仕込み水として使用。

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水流で洗う洗米機。ウッドソン的な。

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水ちょい足し用のジョウロ。かわいい。

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米の浸漬をするための機器。

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大きなステンレス甑。

甑の下に、蛇管があり、その熱で蒸すと聞いた。バーナーじゃないのか。

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ツヤツヤした蒸し米。これから麹米になるそうだ。

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吊るされたエアーシューター。

麹室の台自体が測りになっていて、米の水分量を測ることができる。ハイテク!

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布団をかけられ眠りにつく麹米。実際はめっちゃ活動しているが。

天幕式とハクヨー式の2種類で、麹の温度を自動で調整するそうだ。酒質で使い分けているわけではなく、どちらか空いてる方を使う。

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自動ではたらく機器のおかげで、泊まり込み作業がなくなったそうだ。杜氏さんは寝泊まりしているけど、蔵人は通い。ザ・働き方改革

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甘いお菓子のようにポリポリ食べられる麹米。

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神聖なる酒母室。

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G9という酵母を増殖中。

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1トンサイズの仕込みタンク。2日に1本ペースで仕込む。

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3季醸造で約3500石製造。

Yabutaで絞った後、濾過機で濾過。出品酒用の小さな槽もあった。

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濾過機って、なんかかわいい。

新潟といえば、なんといっても炭濾過。無濾過と書かれた商品以外は、ぜんぶ炭濾過しているそうだ。炭といってもいろいろあるけど、味ではなく、不快な香りをとる炭を使っているとか。

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かもめ印のサラサラした炭。

商品によって使う炭の量が違うそうだ。ひとしきり炭の話で盛りあがる。「炭見てよろこぶ人、はじめて!」と蔵人さんに褒められた。

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吟醸クラスは、使う炭の量も少ない。

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通常、火入れは2回。瓶詰め前の火入れ(2回目)は、どでかいパストライザーで。

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充填から打栓、火入れ、ラベル貼りまでぜんぶ自動。

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瓶の洗浄からスタート。

この装置をムービーで撮影しながら一周したら、2分くらいかかった。いや〜この設備投資はすごいなあ! 9人で3500石つくれるわけだ。

ちなみに、出品酒はチタン製の容れ物で火入れするそうだ。

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1本が高いらしい。

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除雪のため、雪の上を歩くかんじき。

入社7年目麹室を担当しているという蔵人、戸田さんに、丁寧な説明とともに蔵を案内していただけた。ありがとうございました!

 

売店でもお酒は売っているけど、もっと鶴齢の種類が多い酒屋さんもあるよ、と地酒店「金沢屋」を紹介してもらった。お店を訪問したら、鶴齢の山廃やら、大吟醸の生原酒やら、特別純米の無濾過、BY違いとか、米違いとか、いろいろすごかった。そりゃあ、買っちゃうよね。

 

酒量:日本酒1合