のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

師匠の15周年記念イベントで「はぁ」っていうゲーム

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先生、おめでとう!

ライターの師匠である米光さんが、ライター講座をはじめて15周年ということでお祝いイベントに行ってきた。ライター講座とは、池袋のコミュニティ・カレッジで行う「表現道場」と宣伝会議のライター・編集の上級講座のふたつ。米光先生が教えるので、通称、米光講座と言われている。

 

わたしは、宣伝会議の方の米光講座、シーズン6期生。2015年頃、表参道にある宣伝会議の教室に、月2回、約半年くらい通った。いろんな期があるけど、仲いいね、と言われる期だった。まあ、よく飲んだ。

米光先生は、ライター、俳人ゲームクリエイターとか、いろいろ肩書きがあって、そのせいか授業は「勉強!」という感じではなく、楽しんでやる「ゲーム」っぽくて退屈しなかった。楽しかったけど、同時に厳しくもあった。5年も経ってないのに、なんか、なつかしい。

 

てことで、講座のOBOGが集まり、飲んだり食べたり話したり。で、ゲームもやった。米光先生は、アナログゲームも作っていて、最近だと「はぁって言うゲーム」を作っている。これをみんなでやることになった。

 

これわかりやすい。↓

boku-boardgame.net

 

同じゲームが「ベストアクト」という名前でもでていた。パクリではない。

jelly2games.com

 

「はぁ」と言ってもいろいろあって、呆れた「はぁ」だったり、ケンカを売る「はぁ」だったり、がっかりした「はぁ」だったり。自分に割りふられたカードの「はぁ」を言って、伝わった人数分がポイントになる。または、相手の「はぁ」がどの「はぁ」か当てられたら、それもポイントになる。合計点が多い人が勝ちというゲーム。

つまり、演技力と洞察力がポイントになってくるわけだ。

 

7人づつくらいのグループになって勝負。グループ内で勝ち抜いた人を集めて、さらに決勝戦。最後、みんなの前で演技して、誰が一番当てられたかで優勝者を決めた。あ、わたしはもちろん、予選敗退。

 

いやー。こういうの人一倍真剣にやる方なんだけど、まったくもって人の演技が分からなかった。あと、自分の演技も伝わらなかった…。落ち込むぜ。演技力のある人が、うらやましい。でも、演技力のある人って、同時に洞察力があるんだろうな。このふたつは相関関係にあるんだな。

 

てか、自分は、人の演技を読み取れないし、自分の演技も分かってもらえないのか。悲しいな。つまり、洞察力も演技力もどっちもない。

もしかして、これまでも人の気持ちをぜんぜん分かってないし、自分の気持ちもぜんぜん伝えられていないんじゃないかっていう気になってきた。ゲームもイベントもすごく楽しかったんだけど、後から、そのことがちょっとだけ気になった。

短い言葉やしぐさから、人の気持ちを察するって難しいな。ゲームなんだけど、じつはけっこう奥深いなぁと、思った次第でございました。

 

酒量:ビールたくさん ハイボールたくさん…忘れた