年の瀬のお台場。青い。外国人が多かった。
ネットで残念なお知らせを見た。
銀河高原ビールといったら、長い歴史をもつ岩手のクラフトビール。世間で「地ビール」が騒がれた時代から「クラフトビール」に移行しても生き残っていた銘柄だし、根強いファンがいたブランドだったと思ってたのでびっくり。自社で製造を続けられないような、状況だったとは…。
10年くらい前だと、缶ビールでわりと気軽に買えたクラフトビールの代表が、「よなよなエール」と「銀河高原ビール」だったと思う。秋田へ帰る新幹線で飲む定番のビールが銀河高原だったのにな。ちょっとした贅沢の象徴だったのにな。
ヤッホーブルーイングへ生産委託されるということで、なくなるわけではないのだけど、なんとなく寂しいものがある。
でも、たしかに最近は、東京駅でもいろんな銘柄のクラフトビールが買えることもあって、たまにしか買わなくなってた。最後に覚えてるのは、ヴァイツェンが出たときくらいか。パッケージがおもしろいとか、流行りの味わいとか、各社が競争して商品開発していく中で、ずっと変わらない素朴な良さを持ち続けていたと思ってたけど、それだけだと難しかったのかな。
にしても、消費者側も新しいもの珍しいものを求めすぎると、いつのまにかホントに好きなもの、思い入れのある大事なを失ってしまうのかも。自分の消費行動を見直したい。定番:新規=1:2くらいにするとか。
とにかく、好きなものがいつでもそこにあると思うな、ってことだよね。親孝行も早いうちした方がいいな。会いたい人には会っといた方がいいな。やりたいこともやっといた方がいい。
酒量:0