鵜飼と鵜に別れを告げて、名古屋へ。そのまま近鉄に乗り換え、伊勢へ向かった。近鉄と名鉄とふたつあって間違えそうになった。間違える人いると思うんだけどな。
もくもくと煙をあげる工業地帯の四日市を通りすぎる。もちろん、観光列車じゃないので停まったりはしない。夜みたらカッコ良さそうな街だった。
伊勢駅へ到着。お伊勢参りは、外宮と内宮と2箇所に分かれているが、外宮から行くのが推奨されている。外宮には、食料や穀物、あらゆる産業の守り神である豊受大御神が祀られている。ここだけお参りして帰る人もいるようだ。
外宮は近鉄の伊勢市駅から歩いてすぐ。駅をでるとすぐに案内がある。
まっすぐ行くと、もうそこから参道がはじまる。駅前には、三重・伊勢の地酒や地ビールのきき酒処もあった。いいね〜。こういうの。そういえば、「作」「而今」などなど銘酒が多い。
今回は、祈願目的なので、酒はスルー! リサーチしながら参道を進む。
花火&グッズやさん「たぬきや」。老舗っぽい。夏になると地元の人たちが、花火を買いに訪れるそうです。レトロなお土産品やらも買えるらしい。寄らなかったけど。
さらにレトロな伊勢の宿、山田館。創業100年。見守ってる感が半端ない。
伊勢角屋麦酒のお店では、樽生地ビールも飲めるらしいけど、華麗にスルー!
参道をこえると外宮の入り口が見えてきた。外宮の上空って、雲の形が集中線のように見える。なにかあるぞって感じ。
入ると、お神酒である白鷹の樽が並ぶ。白鷹は、三重の地酒じゃないけど。そのへんもまた歴史を感じさせる。なんたって、灘の酒ナンバーワンの頃からのつながりなのだからしょうがない。
手水場。
一礼して鳥居をくぐる。
めちゃめちゃ混んでて、人の頭だらけ。そして、この鳥居から先は撮影禁止だった。お賽銭を入れて拝む場所の奥には、カーテンのように白い布が覆われていて、ときどき風で翻る。その白い布の奥には、豊受大御神の概念的存在がある。
そこまで信心深いわけではないけど、こういった神聖な場所に来て、畏敬の念を払うほどの大きな木に囲まれていると、やっぱり八百万の神はそこにある、って思ってしまう。ドラゴンボールで言うところの、みんなのパワーを集めた「元気玉」に近い概念だけど。
外宮案内図。お参りしたのは、正宮だけ。でも、土宮や多賀宮、風宮などもあるので、そっちもお参りできる。かなり離れたところにある月夜見宮は、翌日行ってきたけど、かなりおもしろかった。
なんらかの実。
さ、バスに乗って、内宮へGO!!外宮から内宮へ行くのに、バスがたくさん行き来していて、400円で行ける。Suicaでピッとタッチアンドゴーだった。とても動線がスマート! そんくらいしないと裁けないほどの人だからだろうな。
バスは40人乗りくらいの大型。すごい並んでたけど10分くらいで乗れた。
そして続きはこちら…
ここまでは酒量:0