のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

走っているときには見えない景色

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札幌へ行って気づいたのは、建物のパースが揃いすぎていて、絵に描いたみたいな町だということ。みんな同じ方角を向いていて、絵に描いたみたい、というか絵に描きやすそうな町。良くも悪くも奇妙な感じ。

 

大通公園は、どでかい表参道みたいに見えた。奥に見える山並み。こうやって見るとなんだか山岳信仰っぽく感じる。オリンピックでは、ここでマラソンするようだ。テレビ塔で働くおじちゃんがワクワクしてた。マラソンランナーは、札幌が、カクカクしい町だと気づくだろうか。

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何かの渦中にいるときは、どういう状態か、どんなふうに見られるのか気づけないことが多い。走っている最中に見えなかったものは、一度止まってみるとすごくよく見える。でも、走っているときは止まるという発想がなかなかできない。しかも、ゴールが見えなくて、なんだかよく分からなくて走っている状態の方がずっと楽しかったりする。だから、ますます止まれない。でも止まってみると、意外と違う楽しさも見つかる。だから少し止まっていたいな〜と思う。それからまた動きだしたいな〜とも思う。

 

酒量:生ビール1杯 レモンサワー1杯