夫の友人の奥さまがお店をやっていると聞いて行ってきた。場所は鶯谷。駅の北口から荻の湯方面に少し歩く。
暗がりの中にぽっかりと「食堂おぼろ」のあかりが見えた。
お店は、きほん金土日の夜のみオープン。なんとなく深夜食堂を彷彿させるけど、深夜はやってないはず。
カウンターは、5〜6席くらい、あとテーブル席が2つくらいあったように見えた。奥には個室もあるっぽいけど、友人奥さまがワンオペでやっているので、予約専門のようだった。
カウンターの端っこを陣取って、ビールでカンパイ。
前菜的な盛り合わせをいただく。人参のあえもの、じゃがいもとセロリ、ピンク色に染まったカリフラワーのピクルス、黒豆…どれも美味しくて、色合いもかわいらしい。
なんていうか、いろんな料理に女性的なセンスを感じさせる。
れんこん明太子を詰め焼き。
ピーマンの春巻き。このパリパリ感は癖になる!
なにかしらの湯割りを飲んでいた。なんだったっけ…。
おでん盛り合わせ。どれもお出汁がしみしみ〜。
そしたらやっぱり、燗酒だ。神亀のひこ孫をいただいた。うめー!
夫の友人もお子さんと一緒に来る予定だったけど、なにやら流血事件が起きたようで、残念ながら会えなかった。その後、流血方面は大丈夫だったのだろうか…。子どもがいるっていつも心配事が耐えなくて大変だな。
メニューにはないお酒を発見。ずうずうしくも飲ませてもらった。
ソーダ割りもメニューにないのだけど、ずうずうしくもお願いしたら「いいですよ!」と心よく対応してもらえた。これが、深夜食堂の「あるよ!」に似ている感じがしたのだった。
そしたらカレーも食べちゃうよね。
おいしい。スパイスがほどよくきいたさらさらカレーに、玄米ごはん。
これが最後のひと皿だったようで、後から来たお客さんが、「カレーある?」って聞いて「ないよ!」って返事だった。すんません。
後で知ったのだけど、この「食堂おぼろ」の2階は、キノネアトリエというシェアオフィスになっているようだ。食堂付きのシェアオフィス。いいな〜!借り主同士の交流も自然にできそうだな。
はぁ〜しかし、毎日奥さんの手料理がこんなだったら、旦那さんはなんて幸せなんだろう。料理ってやっぱり愛情表現だよなぁ。料理本を眺めるのは好きだけど、結局は適当料理になってしまう我が身を反省。わたしも料理特訓しよっかな!
酒量:ビール1杯 焼酎(たぶん)湯割り1杯 日本酒半合 泡盛1杯