フルーティフルーティ!ほぼメルローな赤ワインとともに、前から観たいなぁ、と思って忘れてた『ロンドンゾンビ紀行』をNetflixでみた。
『ロンドンゾンビ紀行』は、2012年のロンドン映画。工事現場で土を掘ってたら、遺跡がでてきてゾンビ登場。そこからイーストロンドンを舞台にゾンビ化が広まりやがて街は閉鎖される。
今のご時世で見るには閉塞感ありそうに感じるけど、ロンドンのゾンビものは、『ショーン・オブ・ザ・デッド』を筆頭に悲壮感少なめ。腹をかかえて笑えるものが多いので、ご安心を。
祖父と孫たちの家族愛がストーリーの大枠。祖父のいる老人ホームを助けるために、銀行強盗でお金をつくろうする孫たち。アホや。でも、いいんだか悪いんだか分からない感じがジワジワくる。まぁ、あとは、ストーリーというほどの何かはないけど、ゾンビあるあるが随所にあって、めっちゃ笑える。
尊敬するtk_zombie先生が、この映画について、鋭い考察記事を書いてた。
とても参考になる。イーストロンドンの歴史やそこに住む人たちの思いまで知ることができて、思わず、いい話だなぁ…と思わせられた。さすがだ。
よって、そんなに書くこともないのだけど、今観るとほんとにポジティブなメッセージに溢れていて、明るい気分になれる。ゾンビをコロナに置き換えられるのが大きなポイント。
それにしても、老人と孫とゾンビ、女子医大生とゾンビ、ゲイなニートとゾンビ…。組み合わせ次第でいくらでも広がるゾンビワールド。
だらだら飲みながら楽しめるのでで、ゾンビ嫌いでなければ、おすすめ!
酒量:ワイン1/2瓶