のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

フルーティシーズンの夏には栄光富士の「七星」

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初めて飲んだのが2018年6月。美味しかったのと七つ星のラベルがやたらと気になって覚えていた。5月頃出荷される初夏の限定酒。今年のは赤羽の酒屋さんで見つけ、フルーティ好きの夫をそそのかし、一升瓶で購入した。

りんごやパイナップルのようなフルーツ香。第一印象から甘そうだし、酸もありそう。2018年に飲んだときのメモを見ると、そこまで香りが強くなく穏やか、だったけど、開けたてのせいか今年の特徴なのか、きもち華やかめに感じる。

開けたては炭酸感があって舌への刺激がありつつも、豊かな甘みがすぐに追いついてくる。グレープフルーツの皮のような軽い苦味、スッとひいていくので余韻は短い。繊細な印象というよりは、はっきりとしたインパクトを残していく。夏酒とは書いてないけど、冷やして夏に飲む酒としてはすごくいい。氷ひとついれて飲んでもいいかも。そこまで濃くはないけど。

 

あんまり言うとめんどくさい人みたいだけど、2018年酒度が-3で今年は-10。酸度はほぼ変わらず1.4→1.5、アミノ酸が大きく変わって0.4→0.7。ラベルは同じだけど、数値はけっこう変わってる。以前はここまで甘い印象なかったかも?

結局、記憶とか印象って曖昧なもの。乱世は甘い酒が流行るというから、コロナと戦う今の世の中では甘くてもいいのかもしれない。さて、エキス分をしっかり取るか。

どう転んでも初夏に合う酸味の爽やかさがあるのはたしか!しっかり冷やして飲むのが良い。

 

酒量:サワー1缶 日本酒1合