のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

沢の鶴「100人の利酒師」テイスティング

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SAKETIMESさんの紹介から沢の鶴さんのご依頼を受けて、「100人の利酒師」PRのための試飲に参加。灘からお酒が届いた。これはまだ非売品だけど、先行販売はされていて、一般には9月発売の予定だそうだ。

 

なんといってもラベルのイラストのほのぼのとしたゆるさがいい。かわいらしすぎないので、男女どちらでも手に取りやすそう。年齢制限もなさそう。

 

jp.sake-times.com

 

沢の鶴さんは、燗酒にすると美味しいパック酒「米だけの酒」など、お米へのこだわりがあり、ラベルの※マークがそのこだわりを表している。このお酒も兵庫県播州山田錦100%使用。100人の利酒師という名前は、沢の鶴さんに利酒師が100人いることからつけられたそうだ。

 

精米歩合70%の生酛づくり。

透明瓶なので、搾りたてのお酒の緑色さがよく分かった。

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感想を書いて送るため、明日もっとじっくり利き酒するとして、今日はいろいろやってみた。

 

氷を入れたり。

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燗酒にしてみたり。

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「限界濾過技術」によって、火入れをせずに酵素を除去。きっちり濾過しているので、生酒だけど常温流通も可能だそうだ。限界濾過技術…。どうやってやるんだろう。蔵を見学してみたい。

開けたては、ドーンと強いバナナ香、アルコールの青っぽい香が少しあり、口あたりにもはっきりとした刺激があり、ピチピチとした生酒のフレッシュさを感じた。くしゃみが2回でた。アルコール度数は18.5度。18度をこえると2回くしゃみがでるらしい。これは今後の基準になるかもしれない。

 

個人的には、氷をひとつ入れて飲むのがよかった。あともっと寝かせたものも飲んでみたい。ライムがあったので絞ってみたら意外によかった。燗酒は温度が高いとアルコールの刺激がたってしまうので、「ウホっ」とむせそうになったけど(これはこれでおもしろい刺激)、燗冷ましを飲んだあとの余韻に蜜のような甘みがあった。お米の甘みだなぁ。どっしりとコクのあるフルボディタイプだけど、後味がすごくよかった。

発売前にいただけるという利酒師の役得も味わえた。精進します!

 

酒量:日本酒 1.5合