毎年恒例の日本酒の生熟燗を飲むあのイベントは開催されるのかどうなんだ、と心配して何度も問い合わせたが、無事開催されました。とても楽しみにしていたのでうれしい。
さまざまに時を経た火入れしていない日本酒が集結するこの会。一癖も二癖もある酒好きが集まる。1年ぶりの方も多く、同窓会みたいな気持ちになってしまった。
常時マスク着けての会食、直箸なしなどなど、もちろん、しっかり対策されております。
肉!
そして酒。
楽しすぎて写真をほとんど撮ってなかったことに後で気づく。カメラマンてみたん氏が、2000枚以上撮影しているそうなので、本家のイベント日記を楽しみに待ちます。
かろうじてなんか撮れていたもの…。
てか、自分の持っていったお酒も撮れてなかった。体たらくすぎる。
アメリカや海外の酒事情を追っている酒ジャーナリストのSAKIさんも緊急来日された。お隣の席だったので変態酒話で盛りあがり、長年の友だったようにすら思えてしまった(勝手に)。SAKIさんのお酒コメントもおもしろくて、言語化能力の高さにひれ伏した夜でした。
昨年よりもにごり酒が多く「ドブ色ドブ色!」と喜んだ。同じにごりでも黄色くなるもの、グレーっぽいものなどバリエーションがあっておもしろい。ダスティー酒。ドブゾーン。
写真がなくてアレなのだけど、私の持っていった千歳鶴にごり4年熟成(たぶん)は、ちょっと緑がかっていた。このお酒は、開栓したらまだ舌にぴちぴちした活性感あり。にも関わらず、味わいにはゆるく枯れた感じに熟成がかっているなんだこりゃ酒。良き仕上がり具合だった。
あと春霞の初しぼりだったものも持っていった。3〜4年寝かせたものだったはず。常温放置でもいい感じで熟成。ほどよい安定感。
マジで美味しいものもあった。神亀のなんとかってやつ。あぁ…写真…。あと、龍力の千利馬。あと、超超久も。まだあったんだけどな。美味しいのを飲んだときは、「普通に美味しい」という言葉が出るのがおもしろかった。普通に美味しいって、普通は言わない。待ちに待ったすっぱい火落ち酒ももちろんあった。
あと、前に飲んだ缶の熟成酒をさらに熟成した年数違いのとかは、まじで感動。
これの2011年、2012年、2013年の飲み比べができた。(年数間違ってるかもだが、2011年はあった→間違ってた。2009〜2011でした)御園竹の「蔵内生原酒」だ。
糖類や酸、醸造アルコールの添加した三冠酒もあったな。あった。
写真がないので、振り返りが雑になってしまったけど、やっぱりこの会は主催が主催だけあって集まる人も酒もなんかすごい。
プレゼント交換でのいただきもの。全国利き酒大会2位の猛者からいただいた。ありがとうございました!もったいないから熟成させる所存。
昨日いただいたプレゼントの四季桜となぜか持ち帰ってるにごり酒。
— Nozomi Hashimura (@KIKIZAKEJP) December 13, 2020
もらったお酒は毎年なんかもったいなくて、いつも熟成されていくパターン。
にごりは飲む!色はあれだけど味は美味しいと言ってた記憶… pic.twitter.com/nZWQERt1wh
それにしても濃く長い1日だった。これでやっと年が越せる気がする。
参加のみな様、主催のコンさん、ありがとうございました!
あ、そういえば、色彩検定2級って口走ったけど、ホントは3級だった。なんでちょっと盛ったんだろ。
酒量:茶色い日本酒たくさん