ちょっと早めに帰省して、仕事したりお酒を飲んだりのんびりしている。BAで感染率がぐんぐんあがっている秋田だけど、人里離れた実家は外界からの距離が保たれているので静かで平和だ。線上降水帯の影響か毎日曇り空&ムシムシ。遠くで雷が鳴っている…と思ったら落雷して停電。夏だ!
母と姉より、絶対に見た方がいいと強く薦められて韓流ドラマ『私たちのブルース』見始めた。みごとにドハマリして全20話のうち17話目まできた。毎日、感動の涙を流し、朝起きると目の腫れがおさまってない。回復を待たずに、見ては号泣。このままこういう顔になってしまうのではないか、という危機感を感じながらも残り3話。どんなクライマックスが待っているんだろう。
『私たちのブルース』は、韓国の観光地、済州(チェジュ)島が舞台。沖縄を思わせるような平屋の家で、漁業を営みながら昔から住んでいる地元の人たちにスポットを当てた群像劇。若いカップルもいれば、父と娘、祖母と孫、同性・異性の友情…などなど、いろんな組み合わせでストーリーが展開していく。
"隣の家の下着の数まで知っている"、ほど他人同士の距離が近い田舎あるあるとか、親の代から続くしがらみや若い頃の黒歴史を許しあってきた友だちのありがたさとか、いろんなポイントが涙腺を緩める。いいなぁ。日常のドラマ。
特に、貧乏な家に生まれたけど漁業で成り上がった働き者のウニちゃんに、世代が近いせいで、やたら感情移入してしまって泣ける。ウニちゃんが中心のお話はふたつあって、ひとつは初恋の人との再会、もうひとつは小さい頃からの女の友情。誰の心の中にもウニちゃんはいる。真正面からぶつかるウニちゃんは勇気あるし、島のみんなの良心でもある。とっても素敵な人なのだ。
あとまったく関係ないけど、韓国の人の袋麺を鍋ごと食べるスタイルを真似したくなるし、ソジュも飲みたくなる。
ドラマの人たちが食べたり飲んだりするシーンがほんと好き。ソウルとか都会が舞台だとチゲ鍋よく食べてるけど、済州島だとお刺身とか魚をよく食べてる。あと、市場で内蔵料理の"スンデ"を作ってるシーンもあった。
"食"には、その世代の生活や嗜好、その国の文化や歴史がギュギュギュッと詰まって情報が盛りだくさん。本筋と関係なくても楽しい。
なにはともあれあと3話。すでに1回見終わってる母と姉の小出しのネタばれに負けず最後まで楽しみたい。
目の腫れがデフォルトにならないように、少し運動で代謝をあげていくとするか。
酒量:0 サイダー1本