のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

日本酒の日だがワインの話

お盆に秋田でいただいたお酒

気づけば日本酒の日。SNSでは各地で日本酒イベントが行われていて楽しそう。

アルコールにすっかり弱くなってしまって以来、イベントはあまり行かなくなったけど日本酒はやっぱり美味しいなぁ。

飲んでいるのは、秋田でいただいた福禄寿の「農醸」。

酒米の種から日本酒ができあがるまでの過程を通じてつながるプロジェクトでできたお酒のようです。ラベルがかわいいな。

味わいは、ちょっとセメてます。冷やしすぎか? もう少し様子を見ないと、真の力がわからない。

日本酒の日は父の誕生日なのだけど、今年は焼酎ではなく衣類を送った。野球をやっているのでTシャツ。どうも最近、家の焼酎が減らないと聞いたので、変化球を投げてみた。のんべえ王国にいる秋田の親父でさえも、酒を飲まなくなるなんて。いったい、どういう世の中なんだ。

というわたしもあまり飲んでいない。

今年4月くらいから、ずっとワインエキスパートの勉強をしていたためワイン一色なのでした。

ワインエキスパート(学科はソムリエと同じ)は、暗記が多くて地獄でした。途中で何度も「なんでこんなことをしているんだろう?」と自問自答を繰り返し、始めたからには終わらす、という謎のモチベーションでがんばった。

奇跡的に一次試験が受かり、来週が二次試験。必死にテイスティングを学んでいます。

テスト勉強用の小瓶が溢れる我が家。

これと同じくらいの小瓶が冷蔵庫に

当たり前だけど、ワインは日本酒よりも酸味が強くてアルコールが低い。あと塩味があって、タンニン(赤ワイン)もある。品種によっては、ピーマンみたいな香りとか胡椒とか動物の香り(犬の肉球)、キューピー人形とかあっておもしろい。セメダインとか吟醸香、メントールとかもある。すぐオフ認定をしない文化だったんだな。みんな違ってみんないい。

日本酒はワインと並べられることが多いけど、こんなにいろんな香りがあって味わいがあって、ぜんぜん違う飲み物だった。つまり難しい。

ワインの先生が、テイスティングは「技術5割+心理5割」とおっしゃっていた。外観や香りなどの上っ面から、いきなりブドウ品種を絞ると失敗する。実際にやってみると、ほんとにそうで、一度決めつけてしまうとその要素だけ取り出そうとして他の可能性に目を向けなくなってしまう。

うわ、なんか人生みたいだな。(そうか?)

名探偵のように、小さな手がかりを見つけて積み重ねて特定していく。ブラインドテイストティングは独特の世界でとても楽しそうです。

しかし、ここまできて二次試験落ちたらショックすぎる。がんばります。

 

あ、あと、一次で学んだ知識は砂の上にできた城のように跡形もなくなっています。

なにか知りたいことがあったら、ググるかチャットGPTです。

 

酒量:日本酒半合 ワイン少し