のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

Netflixオリジナルドラマ『宇宙を駆けるよだか』がおもしろかった

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こんな夢がみたい

Netflixの『宇宙を駆けるよだか』というオリジナルドラマにはまって、朝まで全部観てしまいそうなところを3話でとめた。自分の成長をほめたい。というか、眠い。寄る年波にはかてない。

ドラマは、容姿コンプレックスのある卑屈な子と美人で明るい子が入れ替わるというストーリー。みる前は、中身美人の子を辛い立場に立たせることで、話を盛り上げるのかなと思ってて、みてると辛くなってくるのでやだなと思って敬遠してた。でも、このぽっちゃりさんの演技が素晴らしいと絶賛されていることを聞いて、興味がわいたのだった。

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見た目の美醜と人間的魅力についてがテーマ。エグい設定だと思ったけど、実際は、想像よりエグくはなかった。早い段階で、仲のいい男友だちが気づいてくれたり、中身美人の子の明るい性格がみんなの心を掴んでいたり。心が救われた。

中身美人子は、人間がまるごと入れ替わるなんてそんな大変な事態にもかかわらず、甘いものを食べてはニコニコしたり、友人とふざけて笑いあったり。その笑顔がすごくかわいい。ギャップというか、笑顔演技、めっちゃいい。一生懸命走る姿もどこかかわいい。

とにかく無防備で素直な笑顔の前に、腐った心はかなわないのだ。人間、腐っちゃダメだ。たとえ、もとの美人に戻れなくても、その容姿のままでなんの問題もない。でも、学校ではなんとかなっても、自分を育ててくれた親や帰る場所が変わるのはだいぶツライか。

少女漫画が原作だからか、どこかふんわりした感じでドラマは進行。まだ3話しか観てないので、なんとも言えないけど、ぐんぐんファンタジー色が強まって、BL色もチラついてきたり、いろんな要素がぶっこまれてきた。でも、またあの笑顔が見たい。

いっこ気になるのは、『宇宙を駆けるよだか』の意味。宇宙を駆ける、よだかなのか?よだかってなんだ? 夜鷹? 宇宙を駆けるよ、だかなのか? 謎が深まったので寝ます。

追記:「よだかの星」という宮沢賢治の短編小説があるようです。物語の謎はこのへんに隠れているのかも。

酒量:ビール250ml 日本酒100mlくらい