GWへ突入。10連休ではないので粛々と仕事をしている。でも、まわりのワクワクした雰囲気になんとなく楽しい気分になる。つられ悦。もらいHappy。
もうすぐ平成も終わる。あせってなにかしなきゃと思ったけど、特にやりたいことがなかった。みんな平成→令和の瞬間って「Happy New 元号！」みたいなことをやるのかな。パリピだけかな。とりあえず平成最期の歯医者に行かなきゃ。いや、令和最初の歯医者にしよ。
ということで、平成最期の鹿児島記を完成させないと気持ちわるいので、どうか、最期までお付き合いください。
桜島をあとに、急いで鹿児島市民文化ホールへ。1泊目のホテルのすぐ近く、天文館からタクシーで1,200円くらいのところ。しかし、帰りは混みそうだけどどうしよっか？ と悩んでいたところ、臨時バスが出るとのこと。ありがたい。
会場は900人くらい収容できる広さ。1階の1番後ろだったので、あまり期待していなかったけど、視界が広くて気持ちよかったのと、録音機材みたいなのの隣だったので、音がすごく良かった。
17:30過ぎ、ざわざわしていた会場が暗転。電子音がリズムを刻む。風で揺らいでいたカーテンがふわっと開く。きた、靖幸だ。179cmと大柄なシルエットに、いつものスーツと黒ぶち眼鏡。ヒーローは健在だった。レーザービームみたいな光線をまとっているのがちょっと昭和っぽい。でもそれがいい。ホールは黄色い歓声に包まれた。
音の情報量が多くて、頭がクラクラした。曲は、最新のアルバム『少年サタデー』の2曲目「セクシースナイパー」から。少しゆったりした大人っぽい曲。「最近はどお？」と問いかける歌詞がグッとくる。そりゃあ、もう、元気だったよ！
「鹿児島ベイベ、準備はいい？」 いいよー！
続いて、さわやか青春ソング「少年サタデー」へ。めちゃめちゃ明るい曲なのに、なんか泣ける。なんでだろう。最近はもう、涙腺との戦い。そう、自分を応援したい、信じたい、念じたい。
からの宇多田ヒカルのトリビュートアルバムで歌った「Automatic」靖幸ver. ド派手な大人のサウンド。ジャズっぽくて豪華。アレンジがすごいのは、靖幸の真骨頂だと思う。あまりのアレンジ具合に、いつも聞いている曲でも一瞬なんだっけ…？ってなる。だから、ずっと飽きないっていうのもあるかも。
って、こんくらいまでか。覚えてる順番。そこからダンサー2名が登場して、踊れる曲の連続だった。「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」「大好き」などなど定番の曲で盛り上がる。
福岡公演の後だったせいか、ときどき少し声を枯らしながらも熱唱だった。よく声がでてたし、ダンスもキレキレだった。側転やらなかったのは少し残念だけど、そろそろ辞め時だったのかもしれない。
ギターとキーボードの即興では、ファーストアルバム『Yellow』のバラード「はじめて」から英語の曲挟んで（カーペンターズの「We've only just began」だったらしい）「真夜中のサイクリング」まで、やさしく穏やかな日常の幸せをうたった曲が続く。エロい曲や激しいダンスとのギャップがいい。泣ける。ずるい。
ライブ中は撮影禁止だけど、最期のピーチマークだけ撮影可。
帰りのバス。女性同士でライブの感想を言い合っているのが聞こえた。「岡村ちゃん、かわいかったね」。前から「かわいい」って言う女性ファン、けっこういるなーと思ってた。私としてはかわいいというより、かっこいいなんだけどな。
姉に「なんでみんな、かわいいって言うんだろう」と疑問をぶつけたところ「あーわかる。なんか犬みたいなんだよね」との答え。犬…なるほど。まじめで純粋な気持ちを全身全霊で表現する姿はいつも一生懸命。猫か犬かといったら犬だな。うん、かわいい。
ふと「DogDays」という曲を思い出した。「車のない男には興味がない」と元PSY・SのCHAKA のコーラスが入る。太陽がまぶし過ぎてふられたんだよ、と靖幸が歌う。うん、いじらしくてかわいい。
ライブが終わったら、泡で乾杯するのが定番だ。焼酎も飲めるし泡もあるお店「まえわり屋」へ。姉が探してくれた。
ライブの余韻にひたりながら、焼酎を飲み土地のツマミを食べるという至福の時間。最近、酒に弱くなったね、とか、また来たいね、とか姉妹で語りながら、鹿児島の夜がふけた。
鹿児島来てから2日間かけて飲んでみて美味しかったものや限定品など、4本ほど購入。陶器の湯燗セットも買った。満足！
桜島も焼酎も靖幸も、十分に楽んだ。鹿児島ありがとう。また来るね！
酒量（いま）：0
