のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

美味しいと気分の相関関係について

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江ノ島も見えてきたがオレの家は逆だ

おととい飲んだとき、すごく美味しかったお湯割りだったのに、今日はそんなに美味しく感じなかった。お湯:焼酎の分量を適当にしてしまったことが原因かもしれない。でもちょっと気持ちが落ち込んでいたからかもしれない。酒ってそういうところがある。

緊張してたり、落ち込んでいたり、興奮してたり、幸せだったり。喜怒哀楽や気分の浮き沈みによって、味って簡単に変わる。舌と脳の間に、感情というフィルターがあるのだろうか。とにかく、今日はなんだか舌が冴えない。いや、気持ちがのってない。

理由もなんとなくわかってる。仕事とか仕事とか仕事とか。終わらないとか、追いついてないとか、全然ダメとか。

そういうときは、どうするか。人によっていろんな方法がありそうだけど、自分が実践する気晴らしは、以下3つ。

  1. ぶらぶら歩く(近所とか)
  2. 音楽を聴く(好きなのをエンドレスリピート)
  3. 料理を作ってみる(なるべく手を動かすもの)

こんなところか。全部やってみた。

近所のスーパーに買い物へ行くついでに歩いた。雨が降っていた。

で、音楽は映画『君の名は。』の「なんでもないや」を聴いた。

youtu.be

いい。泣く。君がいない世界は、"夏休みのない8月のよう"のとこがいい。ピアノがいい。時を駆け上がるクライマー、かくれんぼ、はぐれっこ、そう、もうイヤなんだ!

で、餃子を作った。キャベツやニラ、にんにく、生姜を切って、肉と混ぜて、味つけて、餃子の皮で巻く。これだけ手を動かすと料理をしたぞという充実感がある。気分は平常運転時より高めになった。餃子ができて、さて食べよう、となった。

しかし、冷蔵庫にポン酢がもうない。困っていたら「鎮江香酢」という黒酢のようなものがあった。

「ちんこうこうず…」

ギリギリだなぁと思いつつ、なんでもないや、と思って食べた。

また湯割りの味が少し変わった。

 

酒量:日本酒1合未満 焼酎湯割りひとくち

餃子には熟成系の日本酒が合いました