桜、だいぶ満開に近づいてきた!
桜といえば酒。しかし、断酒4日目につき、まだ一滴も飲んでいない。それにしても、断酒しても、誰にも褒められない。それなのにモチベーションを維持しているなんて、本当にえらい! 自己を承認することで、自己承認欲求を満たす。そんな毎日です。
昨日は、お風呂場の浴槽にひざをぶつけて青あざをつくり、今日は、ガラスの欠片を踏んづけて足の裏から血がでた。なんだかついてないなーっていう日が続いたら、どうするか。ちなみに私は、
- ぶらぶら歩く(近所とか)
- 音楽を聴く(好きなのをエンドレスリピート)
- 料理を作ってみる(なるべく手を動かすもの)
を実践しているが、最近、 そのリストに、
4. 宇宙について考える
を追加することにした。宇宙について考える。それだけで、自分の足の痛みがちっぽけなことに思えてくるんだ。
それで、この本がめっちゃおもしろかったので、「宇宙? 」っていう人にこそおすすめしたい。
車椅子の天才物理学者ホーキング博士が、死の間際まで取り組んでいた問題、宇宙とか未来とかについて語っている。書きかけのまま遺していたものを、没後、関係者がまとめた本だ。ホーキング博士というと、アインシュタインとかに並ぶ、IQ160の大天才です。
「宇宙はどのように始まったか」「タイムトラベルは可能か」「未来は予言できるか」とか、とにかくビッグでドリーミングなクエスチョンに、博士は、最新の宇宙理論をもとに、ごくごくマジメに論理的に考えて抜いて答えている。
そのうえ、そこまで難しい言葉がなくすっごい読みやすいので、ド文系でもなんとなく分かったような気になれる。
もしかしたら、こういった分野にめちゃくちゃ詳しい人は、ほかの本の方がいいのかもしれない。なぜなら、新しい発見が書かれているわけではなく、ホーキング博士が語ってきたことを、うまーくまとめたものだから。でも、私みたいな、宇宙? って人にこそ、ちょうどいいと思う。
いまだ解明されていない地球外生命体やタイムトラベル、ブラックホールの構造なんかに思いを馳せていると、足から血がでたこととか、ぜんぜん痩せないこととか、まったく小さなことに思えてくる。断酒しようがしまいが、小さな問題に思えてくる。よし、明日から飲もう。
酒量:0