のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

知らないおじさんが見ていた先

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ワインモヒートなるものを飲んだ。白のスパークリングワインに、スペアミント香料が入ってスースーする。スパークリングと言っても白ワインに炭酸ガスを注入したもののようだ。飲むと酸化防止剤ぽいのが最初にくる。とくに美味しいということはないけど、ラベルがおしゃれなので、買う人はいそうだなぁ。モヒートって、今でも夏のスタンダードな飲み物として定着していそうだし。

 

道を歩いていたら、知らないおじさんが仁王立ちして空を見上げていた。なんだろうと思って同じ方向を見たら、なにもなかった。おじさんには何が見えていたんだろう。

 

そういえば、「おじさん」という言葉も使いづらい世の中になるのかもしれない。ジェンダーを示すタグづけが、これ以上言いづらい世の中になったら、私なんか失言だらけで即退場だ。「おじさん」て呼ぶときは、愛のあるディスりでしかないのにな。

たとえば「男の料理」って、ふだん料理をしないであろう男の人が作る想像力豊かで大胆な料理を言うのか、大味でざっくりした雑な料理のことを言うのか。言葉には、良いも悪いもダブルミーニングなおもしろさもある。遠慮してなにも言えなくなるのも嫌だけど、誤解されて傷つけるのもいやだなぁとか思ったり。

 

知らないおじさんは、黄土色のパンツに白いTシャツで、いわゆる典型的なおじさんのアイコンのようだった。死んだじーちゃんもいつもその組み合わせだったから、少しなつかしい感じがした。

寝ます。

 

酒量:ワイン3杯