のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

勝山「縁」と酒粕ケーキ

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昨日焼いた酒粕ケーキの残りを食べた。冷蔵庫で冷やしていたものをレンジで温めると、酒粕の香りが甦る。

 

休肝日にしようと思ったけど、少しだけ飲んだ。この酒粕ケーキは、レモンやヨーグルト、砂糖も入ってるのでほどよく甘み、酸味がある。ちょっと甘めの酒でもいいのかなぁと思って、勝山のエントリー酒、縁を飲んでみた。

 

縁は、エントリー酒というか、特定名称のみに特化した勝山の普通酒にあたるものと勝手に解釈。勝山の磨き抜かれたキレイさもありながら、少しやさしくほわっとリラックスして飲めるので、勝山の中で一番好きかも。

甘酸もほどよいので、酒粕ケーキをあてに、お酒がすすんだ。

 

勝山の蔵は、コンパクトなのに高性能。徹底してこまめなデータ管理をかかさない今どきの酒造り。

空太郎先生の記事があった。

https://jp.sake-times.com/knowledge/sakagura/sake_g_katsuyama_sake-competition

 

酒質をあげるためにやれることはすべて手を抜かずにやる。それが愚直な酒造りという言葉にあらわれているんだろうな。

尖った個性のある酒ではなく、透明感のある優等生のお酒。たぶん、みんなの憧れの存在。小中学校のときクラスの学級委員に選ばれるタイプかな。

そういえば、蔵元さんはいろんなお酒を説明するとき「これは、オードリーヘップバーンのような酒なんですよ!」とか、ハリウッド女優に例えて説明してくれるのが、おもしろかった。

 

それにしても、好きなタイプの異性と好きなタイプの酒には、相関関係があるのだろうか。だとしたら、熟成酒好きは枯センなのか。渋好みなのか。昭和の男好きなのか。

そう考えるとオールラウンダーのいいとこどりは、かなりの浮気性なのか。まあ、酒ならいいか。

 

酒量:日本酒1合