のんべえ手帖

のんべえの日常を綴った日記

有形文化財に登録してほしい新小岩の『中村屋』さんへ。

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タヌキが持っていそうなやつ。

金曜日。土日がお休みの人にとっては、天国。毎日がお休みにもなるし、営業日にもなるフリーランスにとっては、そういう流れに乗っかって楽しむべき日。

酒グループからのお誘いで、新小岩にあるTHE大衆居酒屋『中村屋』さんへ。

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来る前に、ネットで写真を拝見していたけども、ホンモノの凄みといったらない。みんなで写真をパチパチ。お店の方が、「そんなにうちって有名なの〜?」「キレイにしなきゃ」と。いや、もう、どうか、このままでお願いします。

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店名がマジックで書かれた暖簾。

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お座敷のライト。

お店に入ると、カウンターが10席くらい。4人掛けのテーブルが3つか4つくらい(うろ覚え)一番奥の部屋(ふだんは飼い猫の部屋)が、お座敷となって、詰めれば10人くらいはいけそうな広さ。予約をとってもらって、7人で、17:00の開店とともに宴スタート!

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なんだかドラマの中の風景のよう。
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「酎ハイ、ください!」とオーダーすると、お店のおばちゃんが「はい、ハイボール」と言いながら炭酸の入った瓶と山吹色の液体が入ったグラスを置いていく。酎ハイと頼んでもハイボールと頼んでもこれが出てくる。

いわゆる酎ハイボール三冷的な氷なしだけど、そこまで濃くはなくて飲みやすい。ちなみに、グラス内の"酎"の部分は謎の甲類焼酎。「おかわり」を頼むと、銘柄のない透明の一升瓶を持って注ぎ足してくれる。あれ、焼酎ってこんなに色あってよかったっけ? という疑問もなにか小さなことのように思えてくる。そんで、何か少しだけ甘いものが混ざっているように感じた。なにかシロップ的な。気のせいかもしれないけど。

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揚げ物頼みすぎたの図。
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貝は本当は5個だけどサービスしてくれた!
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ほっけの身の厚さに慄く!

食べ物はおおむねお皿いっぱい、山盛りで、素材じたいもでっかい。揚げ物を頼みすぎたせいで、すぐにお腹もいっぱいになってしまった。

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日本酒は、常温か燗酒の2択。銘柄なんてない。

で、看板に「あさ開」って書いてたな、と思って日本酒を頼んでみた。一応「なんの日本酒ですか?」って何回か聞いてみたけど、お店の方に銘柄の概念がなかったようで通じなかった。たぶん、質問の仕方が悪かったんだと思う。

もちろん、とびっきりの熱々燗ででてきてくれたのも、期待を外さないでくれて、ありがとうだった。こまけーこたーいーんだよ。と、おおらかな気持ちになれた。人を死に追いやるのはストレスだけなんだ。

中村屋さんは、新小岩駅から約2キロ、歩いて30分。タクシーだと1000円くらいなので、タクシー移動をおすすめします。帰りは酔っ払った気持ち良さのまま歩いても良い!

 

酒量:生ビール中ジョッキ1杯、ハイボール1杯、日本酒1.5合、自宅での缶ビール1杯