もちろん翌日は二日酔い。ねむいけど、シェアオフィスを引っ越すという夫の手伝いのため、がんばって起きた。神田から大塚へ。
なんと「地酒屋 こだま」の隣だった。わーい。今度ゆっくり物色しに行くぞ。今日は先を急ぐので…。
「ぼくは、酒が好きです。たぶん、酒もぼくが好きです」というオリジナルの旗が立っていた。これ、いいな。
好意の返報性ってやつか。それなら、私も好かれているはずだ。
ということで、木戸泉の復興酒を取りに方南町のいにしえ酒店へ。
家でも飲むのに? と言われながらも味見。うん、うまい。
ぬる燗がうめーぞ、と教えてもらったので、燗つけてもらったら、めっちゃ美味しい。やっぱり、「わたしも、酒が好きです。」
ブレンドの年代は秘密だそうだけど、たぶんこれだな〜とか、くだらん話をしていたら、いろんな人が入れ替わりやってきた。
ぼく、酒造ってるんですよ、とにっこり笑う謎の人。遠くから来たと言っていた。最後までどこから来たか教えてくれなかった。酒蔵の方ではなさそうなのだが…。
昆虫大嫌いなのに昆虫の本をつくっていたという人もいた。今は介護の仕事をしているそうだ。いろんな人生があるな。
ずらりと並ぶ良寛シリーズから、とりあえず、「良寛 純米にごり酒」を。想像以上の濁りだった。こってり。
続いて、前日に飲んだ花巴の衝撃をふたたび!と思い水酛をオーダー。残念ながら試飲がちょうど切れていたので、山廃で。衝撃はないけどおもしろい。
定期的に飲んでる「車坂」。玉栄と五百万石のふたつがあったけど、燗にするなら玉栄の方がいいというので、そっちに。
木戸泉だけでブレンドしたという、いにしえオリジナル。後味に木戸泉っぽさ残る。うめー。
このお店で不思議な人に当たる確率は高い。古酒にはどういう引力があるんだろう。不思議な人たちの話をつまみに、お酒がすすんだ。
酒量:日本酒2〜3合