サッポロビール園は、東京でいうディズニーランド。でも、せっかく行ったなら、ぜひ寄ってみてほしい。基本ジンギスカンレストランが推しだけど、博物館を見学してビールだけ飲んで帰ってもいい。そんくらいがちょうどいい。ビールの歴史を語るなら、ここははずせない。
1時間くらいかけてまわるプレミアムツアー(ツアー限定ビール付き)もあるけど、プレミアムよりもプレミアムに時間をかけてじっくり見てまわった。ビール造りの古い道具は、見ていて飽きないし、ジャパニーズビール創世記からのビール史の流れを感じることもできる。
どどーんとでっかい、麦汁煮沸窯。
麦とかホップとかを運ぶ車。サッポロビールの星のマークがうっすらと。
酵母の培養器。不思議な国のアリスのブリキのキャラみたい。動きだしそう。
もっとでかいのもあった。黒い。
ろ過器。一般的に日本酒の蔵で見るものよりも大きい!
サッポロビールの星マークは、開拓使の紋章でありシンボル。この強いマークをビールに使うとはずるい。ドロンパ好きからするとずるいとしか言えない。
ラベルの変遷。昔のやつはかっこいいなあ。お土産屋さんで初期ラベルのガラスを買った。
これが
こうなって
こうなって
こうなる
昔は日本酒より高級だったビール。
火入れの技術によって販路が拡大して、その後、生酒がもてはやされるっていう流通の発展。日本酒とも通じる。なんでもそうか。
戦後のごたごたについても解説。ニッポンビール復興しないかな〜!
各国に展開した際のラベル。女性やら動物やら店いろんなのがあった。
歴代の広告も並ぶ。サッポロビールといえばこれよね!
広告を見ているとなんとなく時代の変化もわかる。飲むターゲットに女性が加わったんだろうな。ね、岩下志麻さん!
きれいな人だなー!
見学が終わったら、ききビールで〆。サッポロ生とサッポロクラシック、開拓使ビールの3種飲み比べ。いろいろ見てまわった後に、こういう雰囲気で飲むビールは最高だ。味の違いについては、聞かないでほしい。どれも美味しいに違いない。
でもって、寒い国で飲む冷たいビールは良い!爽快の粋を極めた。
これで分かった。やっぱりビールは國酒!
酒量:白ワイン 3杯(本日)