お誘いをうけて渋谷へ。酒の原料や料理の素材、すべて無農薬系といった自然派のこだわり店。
日本酒を飲みにきたのだけど、いろんなご縁あって、まずは食前酒的にアイリッシュの蒸留酒を試飲させていただいた。アイリッシュウイスキーは、3回蒸留を繰り返すので、日本のものに似て口当たりがやわらかいのが特徴だそうだ。
写真の一番右が、シェリー樽での熟成。世界的にシェリー酒が飲まれなくなっているようで、シェリー樽が貴重になってきているそうだ。よし、シェリー樽確保のために、シェリーをもっと飲もうではないか。
あと、ウイスキーの世界は、熟成という部分をきりとって、ほかの会社に任せたりするときいた。どんな樽にいれてどんな熟成をさせるかで大きく変化するのがおもしろいところ。知らない世界は、いつもおもしろい。
そういうの日本酒の世界でもあったらいいな。というか、できそうじゃない? と思ったけど、瓶詰めにも醸造の資格がいるんだった…。
日本酒の自然派といったら寺田本家。このお店にもたくさんあった。
生酛の秋鹿(無濾過生原酒)美味しかった。だんだん美味しいねって声しかなかった。酒好きが集まったときの美味しいねしか言えない瞬間が好きだ。
なぜか、ウイスキーに戻った。こちらはお店で出しているもの。だから原料の麦も無農薬ということになる。
麦チョコみたいなビター感のある韓国の米焼酎。これブラインドだったら、ぜったい麦って言ってしまう。
元百貨店バイヤーの方も一緒で、いろんな世界の酒事情を聞くことができた。一般の消費者レベルというよりは、提供するお店側の方の意見を詳しく知っていた。
その方は、家に3000本の酒があるというになぜかテキーラだけは持ってないそうだ。よく理解できなかったけど、もつことを諦めたそうだ。コレクターを惑わせる酒らしい。人の酒へのこだわりは果てしない。あーあー果てしない。眠い。もう寝ようか。