昨年から始まった日本ソムリエ協会が認定する資格「J.S.A. SAKE DIPLOMA」の英語版、J.S.A. SAKE DIPLOMA International の2次試験を受けてきた。
受験日は、11月22日。いいふうふの日。場所は目黒雅叙園だった。ここに来るたび、仕事で、IKKOさんイベントのでっかいポスターや看板を作ったことを思い出す。もう10年以上前だけど、なつかしい。お七の井戸とかあって怖い。
2次試験はテイスティングと論述で、日本語版と一緒。テイスティングに40分、論述に20分といった時間配分。
テイスティングは、日本酒3種類、焼酎2種類がでた。
日本酒3つのうち、ひとつは、完全に吟醸香が出てわかりやすかったけど、あとの2つに「うーむ」となってしまった。
いつも思うけど、試験酒、もう少し温度あげてほしい。冷たいせいか、時間たたないとはっきりしてこない(←いいわけ)。最後の最後で「あ、違うかも…」と思ってしまった。
でも、「ファーストインプレッションを大切に…」という、マスター・ヨーダ級のテイスティング師匠の言葉を思い出し、回答を変えるのやめた。
あとは山田錦、生酛、アルコール添加、セルレニン耐性酵母を選ぶ問題もあった。このへんも一緒。
焼酎は、原料当てのみ。芋と泡盛かなぁと思った。
芋と思った方は、兼八みたいな香ばしい香りがしたので、麦と迷った。泡盛と思った方は、ツーンとした香りがあって黒糖と迷ったけど、いつもこれで間違う…ので、泡盛にした。正直もうどっちか分からん。日本語版のときもそうだった気がする。
論述は、「割水と追水の違いについて説明せよ」「山卸し廃止酛について説明せよ」の2つ。内容は理解しているつもりだけど、拙すぎる英語はどう評価されるんだろう。自分で書いてて笑えてきた。英語の壁はでっかいな。
受験者は、20人ちょっとくらい。英語で質問している声が聞こえたので、海外の方もいるようだった。
しかし、テイスティングテストって、何回やってもどこかあやふや。だから何回も受けてしまうんだけど。マスター・ヨーダ級になるにはどうしたらいいんだろう。
結局は、センスなのかな。でもセンスとは、膨大なインプットによって磨かれるはず。ただひたすら飲むしかないのかな、と思って、ただひたすら飲んでいる。
酒量:ビールグラス2杯、日本酒2合くらい