午前中で取材が終わったので、あとはフリーダム。せっかくだからと、帰りがてら今庄駅で途中下車した。途中下車というか、いちど福井駅から敦賀駅まで特急で行ってから、北陸本線でふた駅もどる感じ。途中下車とは言い難し。
にしても、↓これを確かめに行くためだった。でも、降りてほんと良かった。
車窓から酒蔵らしき建物… pic.twitter.com/tOivCzpPhK
— 橋村 望 (@KIKIZAKEJP) October 30, 2019
の前に福井駅で、栄養補給!
でソースカツ丼!
特急しらさぎに乗って、たどり着いた敦賀駅は、閑散としていた。昔、7年くらい過ごした辻堂になんとなく似てなくもない。寂れた港町って感じ。
電車まで時間があったので、散策。
ソースカツ丼食べた後で、お腹いっぱいだし、さすがに時間もないので、お店には入らなかった。白駒、まだ置いてたのかも?
えーと、このあたり、すごく歴史のある土地のようで。昔、江戸から山を越えてやってきた人が、越後に入るまえにここでいったんここで、泊まっていくという場所。つまり、宿場町というとこですね。今庄宿と言うらしい。
ちなみに、急に道が曲がっているのは、敵から避けるためだったりするらしい。
で、本命の白駒さん。残念ながら門は空いてなかった。
近くにあった畠山酒蔵に行ったついでに聞いてみたら、杜氏さんの体調不良で、昨年から休んでいるそうだ。造る人さえいればまた再開できそうなので、求む!後継者!
白駒が気になって、今庄駅で降りてみた。休蔵中だけど、また再開の可能性もありそうな話も聞けた。
— 橋村 望 (@KIKIZAKEJP) October 31, 2019
あと、今庄宿、すごく趣きある町並みで、散歩が楽しかった。北国街道沿いに歩くと造り酒屋が4軒。古くて立派な神社も。
帰りの荷物が重くなったけど、途中下車してよかった! pic.twitter.com/TIG3dlJXa7
今庄宿には、白駒さん含めて4つの酒蔵が密集している。いずれも、創業が江戸時代からと古い。畠山酒蔵さんいわく、泊まっていく旅人のためのお酒を造るところから始まったそうだ。お酒ください、と頼んだら、試飲させてくれた。試飲したひやおろしと試飲してない「雪さらら」の山廃などをお買いあげ。普通酒は、貴宝船という銘柄。一升瓶しかなかった。前に、鹿児島で一升瓶を購入して担いで帰ったら、肩甲骨がつって2〜3日不自由だったことを思い出したので、買うのはやめた。
町を歩いていると、水の流れる音が聞こえてくる。大きくて立派な神社もいくつかあって、守られてる土地って感じがした。
古くて立派な神社があった。
あまりのパワーにびびった。畏れる。畏れ多くて鳥肌がたった。こんな木の前になったら、自分の小ささしか感じない。
神社を管理しているおばちゃんが、久々に登った人がいた、というので話しかけてきてくれた。 古くからある神社だけど、おばちゃんもいつからあるのか、正確なところは知らないと言っていた。
ふらふらっと2時間くらいの途中下車だったけど、良かったな〜。
酒量:ビール、ワンカップ